君の甘い独占欲に今日も私は溺れちゃいます。

***


ピーンポーン


いつも通りの時間に櫻井君の家を訪ねる。


中に入れてもらい、ご飯を作っているところなのだが…。


気まずい。


え、何この空気…。


櫻井君は家に入れてくれた時も今もずっとむすっとしたまま。


う〜ん、やっぱり今日の昼休みのことかなっ…?


なんかあの時もこんな感じだったし…。



「ご、ご飯できたよっ!」


なんとか櫻井君に話しかけるがこっちを向いたかと思えばまた顔を逸らされてしまった。


これ、私に怒ってるっ…?


不安になりながらも食卓に今日のご飯を持っていって机に食事を置いた瞬間、櫻井君が私の腕を自分の方に引っ張る。



「わっ」



櫻井君が引っ張ったことでお互いが床に座り込み顔の距離がとても近くなった。