君の甘い独占欲に今日も私は溺れちゃいます。

「櫻井君…起きた…?」


「んぁ…」


櫻井君はまだ寝ぼけている様子でこっちを向いた。


と思ったのも束の間。


ガシッと櫻井君は私の腕を掴んで自分の方に引っ張った。


「えっ…ちょ、櫻井君っ…?!」


櫻井君は自分の顔の近くまで私を引っ張る。


ちょっと待って、なに、寝ぼけてるのっ…?!


「だれ…」


「篠宮だよ…!ちょ、っと…は、離してっ…」


中々離してくれない櫻井君にちょっと大きめの声で反発する。
すると櫻井君は寝ぼけていたような目からいつも通りの目に戻ったかと思えば何回も目をぱちくり。


「わっ、篠宮?!」


「さ、櫻井君…やっと起きた…?」


櫻井君は目が完全に覚めたのか手から私の腕を離した。