御堂先生は溺愛中


次の火曜日の放課後。




凛は緊張した面持ちで、図書室の受付に座っていた。




今日御堂先生が来たら、本当に異動するのか確かめないと。




この間その噂を聞いた時から、今日という日を待ち構えていた。




だけど、先生は2学期の半ばくらいからたまにしか来なくなってしまった。




何なら好きって自覚してからここにきたのは1回しかない。



だから今日だって来るかわからない。



……こんなんだったらもういっそ英語教科室に聞きに行ったほうが早いんじゃないかな。とも思ったけど、それはそれで余計に緊張するんだよね。





なんて思っていると、図書室のドアが開いた。


御堂先生が来たのかも。


凛は慌てて背筋をピンと伸ばした。