「やばいやばいやばい!!!!」
年明け早々、結奈の大きな声で凛は思わず表情を曇らせた。
「え、どうしたの?」
眉を顰めてそう返す凛の腕を結奈は勢いよく掴んで引っ張った。
「な、なに!?どうしたの!?」
結奈の強い力に凛は驚きながらもおとなしく教室の外へと連れ出されて行った。
「急にどうしたの…?」
渡り廊下に辿り着くと、いつもと違う様子の結奈に凛は戸惑いながらもそう尋ねた。
「今さっき教室まで歩いてた時、他の子が話してるの聞いちゃったんだけどさ。」
「う、うん。」
「御堂先生、今年でこの学校からいなくなるかもなんだって…!」
結奈の言葉に、凛は言葉を失った。
