御堂先生は溺愛中


ああ…なんかどっと疲れた。




俺は、このまま流れに身を任せたら、俺は大野さんを諦めて、柳生さんと結婚することになるのだろうか。







それでいいんだろうか…。






でも俺は大野さんの教師で、大野さんは生徒で、




当たり前だけど結ばれてはいけない、世間的には許されない関係で




大野さんが俺のことを好きって言ってくれてるならまだしも、ただの俺の独りよがりで




……こんなのいいわけないよな。





もういっそ大野さんをきっぱり諦めるしか─








「…御堂先生?」




不意に聞き慣れた声が耳を掠めた御堂は、反射的にその声の方を向いた。