一条雅の復讐

今は真夜中。

そしてここは、わたくし– –一条雅が通っている中学校の屋上。」

「これでわたくしを、殺してください」

「・・・・・・えっ?」

向き合っているクラスメイトの結城茜さんが、間の抜けた声を出した。

当たり前の反応だが、わたくしは表情を変えずに手に持っているナイフを、再び結城さんに押しつける。

結城さんは戸惑いながらも、ナイフを受け取った。

「なんで・・・?」





「一条さんが殺したいのは、私、でしょ?」

「・・・ええ。だってあなたは– –莉子をイジメた一人ですもの」