幼馴染の土葵くんは。





そして迎えた土葵くんと、約束のデートの日。



「土葵くん!ごめん……、待った?」

「んー、ちょっとだけ?」

「うう……、ごめんね……?」



可愛い白のワンピースにしようか、きれい目な雰囲気のセットアップにしようか悩んでいたら集合時間に15分くらい遅れてしまった。



「うそうそ。そんなに待ってないよ。今日の和歌も可愛いね。似合ってるよ、そのワンピース。」

「あ、ありがと。」

「でもなんで校外で待ち合わせ?隣なのに。」



土葵くんはわかっていない。
自分が女子から相当モテているということに。



「これだから、土葵くんは……。」

「ん?」

「ううん。……こっちの話です……。」



今日はどこに行くのか土葵くんに聞いたけど、教えてくれなくて。
それが気になってしまって、昨日は少しだけ夜更かしをしてしまった。



「よし、いこっか。デートなんだし手とかつなぐ?」

「なっ…!つ、つながない!」

「そっか?残念。」



こうやってすぐにからかう。
そして、少しだけ思わせぶり。