幼馴染の土葵くんは。







「え、病院……?ちゃんと来れてたか……。」



目を覚ますと私は、病院のベットに横になっていた。



「俺が運んだんですよ~?」

「えっ……。と、土葵くん!?なんで?」

「学校行こうと思って部屋出たら、倒れてる和歌を見つけたんです。」

「それは、ご迷惑をおかけしました……。」



お、重くなかったかな……。
お姫様抱っことかだったらどうしよう……!……なんて。



「喘息が出るかもしれないからしばらくは激しい運動とかしないようにだって。点滴終わったら帰っていいみたいだよ。」

「そっか……なにからなにまでありがとう……。ってか学校は!?」



今の時刻は、午前11時過ぎ。



「さぼれてラッキー……みたいな?」

「土葵くん、悪い子だね?」



そう言って私は思わず笑ってしまった。



「やっぱ可愛いね、和歌は。」



土葵くんもそう言って笑っていた。

土葵くんはその後、私のことを家まで送ってくれた。



「なんか買ってくるけど何なら食べられそう?」

「そんな……悪いよ!」

「柳瀬さん、帰り遅いんでしょ?どーせ、ほかに頼れる人もいないんだから。こういう時はちゃんと甘えて?ね?」

「うう……。はい……。」