入学式からあっというまに2週間がたち、私は、病床にふせっていました。
「和歌、大丈夫なの?」
「んー、なんとか……。」
「熱は何度?食べ物ある?」
「さっき測った時は、39度2分……。食べ物はあった気がする……。」
まさかの昨夜からの発熱……。
引っ越しもあったし疲れが出たのかな?
「それじゃあ、私は学校行くけど、喘息出るかもしれないんだからちゃんと病院には行くこと!」
「はい……。」
「今日はオーディションあるから、また夜に様子見に来るから。」
「うん……。頑張って……。」
そうして、胡桃ちゃんは学校に行った。
とりあえず、解熱剤飲んで病院行かないと……。
「解熱剤飲むにしてもなんか食べなきゃ……って、何にもないんですけど……。」
まあ、タクシー乗るだけだから飲まなくていっか。
私は、着替えて部屋のドアに鍵をかけた。
「なんか……やばいかも……。」
そこで私の意識は途絶えた。



