受付嬢なのに、清掃員から一途に溺愛されています ~タワマン最上階で猫と過ごす、秘密の恋~

 あれから数ヶ月がたった。

 タワーマンションの窓の向こうで、
 東京の街が、夕焼けに染まっていた。

 部屋の中では、
 二匹になった猫が、並んで丸くなっている。

 私はそのそばで、
 小さな体を撫でながら、静かに息をつく。

 そして――

 私の中には、もうひとつの命がある。

 あの日、
 清掃員の姿で出会った人は、
 今では、私の夫になった。

 仕事を終えた彼が、
 この部屋に帰ってくるのを待ちながら、
 私は、ゆっくりと時間を過ごす。

 大きな愛情と、
 これから育っていく小さな命。

 それに包まれて、
 私は、ただ幸せを深く感じていた。