曇りのち晴れ

「…どこがわかんなかったの?」


優しい声でこっちに近寄ってくる。


心臓がうるさいのがわかった。


「え…ここと…こことここと…ここ…」



「ちょっと待った、全部じゃん」


苦笑いをする私に先生は、じーとこちらを見つめていた。


「あははは…」