「話戻すぞ!!」
エリアルが怒り口調で言った。
「一先ず、俺一人でなんとか上の奴ら黙らせる!」
「簡単に行くとは思えない。」
秀長さんが渋い顔で言った。
…内容よくわかんないや…
「最後の切り札はセアレスだな…」
「あたし?!」
「あぁ…正確に言えば…マキのお腹の中にいる子供…」
「出来る限り、協力するよ。マキの護衛とか…」
と秀長さん。
「頼むな。その後は…おそらく魔界で暮らすことになるだろう…」
魔界で暮らす…?
「冗談でしょ?あたしが魔界で暮らすなんて!」
「マキ、まだ決まったわけじゃない…これから徐々にいろいろと決まる。
今のマキは体調管理を考えろ…」
「わ、わかった…」