玄関先で話しかけた私も悪いけど、そこまでイライラする必要…あるのかな…。 頭をかきながらこちらをやや睨みつけ、ちっと舌打ちを打つ姿に悲しくなってくる。 どうして、私は毎日こんな風な態度を取られるのかな。 そんなに悪いことしてるのかな。 「聞こえないのか? もういい、のけ。」 肩をドンと押されてよろけたが、隆二は私のことなんて気にも留めずそのまま部屋へと入っていった。 冷たい玄関に1人取り残された私は、なぜか涙が出そうになったがぐっとこらえた。