その日を境に、私はお店を辞めることになった。 『アンちゃん、辞めちゃうの?!寂しいよ〜』 『アンちゃんなら絶対ナンバーワンになれると思ってたからなんだか残念だなぁ』 『今までありがとう!俺、アンちゃんに会うたびに本当に癒されてたし元気もらってた! お店辞めても元気でね!』 私を指名してくれた数少ないお客様からは、別れを名残惜しんでもらったが辞める決意は揺らがなかった。