魔法界へ戻るには、みんなを助けることが重要です!? 〜困っている男の子を助けたら、イケメン4つ子と同居することになりました(ただし、問題しかありません!)〜



☆☆☆


あれから1週間。
いつも賑やかな柳楽邸だが、今週あたりからみんな部屋にいることが増えた。
学校へ行くギリギリの時間までや、ご飯を食べた後も部屋で過ごすことが多い。

いつもなら、みんなで楽しそうに囲んでいる食卓もなんだか静かな気がする。
少し寂しい気持ちになっていた。


そんな気持ちを久しぶりにやってきた四季くんにこぼすと、しばし考え込んだ後何かを閃いたようにハッとした。


「あぁ! それはね、定期考査があるからだよ」
「定期考査?」
「うん。お兄ちゃん達はね、決められた時期ごとにテストがあるんだ。普段勉強していることの確認、みたいな感じ!」


そういうのがあるんだ……。

私も、お師匠から習っていたことを実際に使えるか試されていた。
それに近いものなのかな……?


「みんな、言われなくても勉強するなんて偉いなぁ。特に、夏樹お兄ちゃんはすごいんだよっ」
「そうなの?」
「うんっ。夏樹お兄ちゃんはね、今までずっと学年1位なんだっ。誇らしいよ〜」


嬉しそうに言う四季くん。
たしかに、1番であり続けるのはすごい。

そう思い、こくりと大きく頷いた。