魔法界へ戻るには、みんなを助けることが重要です!? 〜困っている男の子を助けたら、イケメン4つ子と同居することになりました(ただし、問題しかありません!)〜



☆☆☆


練習が終わり、道場の掃除が終わるとみんなが庭に集まっていた。

冬馬くんの手には、飲み終わったカフェラテの缶。
みんなが輪になり、缶を中心に置くと冬馬くんが辺りを見渡した。


「今日は缶蹴りをしようと思う」
「缶蹴りーーって、なんだっけ?」
「缶を蹴って、鬼が探してる間に他の奴らは逃げて隠れる。それを鬼が見つけて捕まえていくけど、捕まってない奴らがまた缶を蹴ったらやり直しーーとかじゃなかったか?」
「ていうか、冬馬って缶ジュースとか飲むんだな。金持ちは飲まないと思ってた」


冬馬くんの言葉に、それぞれが重い思いの言葉を発した。


「缶蹴りには、鬼側のメリットとして体力と注意力の向上が見込める。そして、鬼以外のメリットは、団結力と逃げ方や捕まった仲間の助け方を考えるという思考力が上がるーーと、考えてみんなで缶蹴りをしたいと思ったんだが、どうだろう?」
「異議なーし!」
「あぁ! 楽しそうだし、やりてぇ!」


みんながノリノリで缶蹴りをやることが決まると、ジャンケンをして鬼を決めた。


「俺かよ!」


仲間の1人がそう言うと冬馬くんが勢いよく缶を蹴った。


「よし、逃げるぞ」
「「「おー!」」」


冬馬くんの言葉にみんなが方々へ隠れに行った。