魔法界へ戻るには、みんなを助けることが重要です!? 〜困っている男の子を助けたら、イケメン4つ子と同居することになりました(ただし、問題しかありません!)〜



「なんだこれ!?」
「ビビるな! 風船みたいなもんだろ! 叩き割れ!」


そう言って物体に色んなもので攻撃を試みているが、衝撃は物体よって和らぎ、破れることはない。


「冬馬……!? どうなってんだ?」


しかし、戸惑っているのは相手だけではない。
冬馬くんの友達も驚き、ざわざわとしている。


「みんなにも魔法をかけるから、集まって!」


そう言うと、みんなは不安そうな表情をしつつ集まってくれた。


「よーしっ! バルルーン!」


集まってる全員に対して、魔法をかけると、みんな物体の中に包まれた。
物体の中でぷかぷかと浮くみんな。
みんなに向かってもう一度手のひらを向けた。


「ムーブワープ!」


呪文を唱えると、みんなの姿がふわっと消えた。
この魔法は、対象とした人や物を瞬時に別の場所へ移すもの。


誰も残っていないのを確認すると、自分の胸に手を当てた。


「ムーブワープ!」


呪文を唱えると、私もその場からふわっと姿を消した。


「!? ア、アイツらどこへ行ったんだ!?」


なんて、彼らが戸惑ってる声も聞こえることはなく、私達は別の場所へと移動した。