魔法界へ戻るには、みんなを助けることが重要です!? 〜困っている男の子を助けたら、イケメン4つ子と同居することになりました(ただし、問題しかありません!)〜



☆☆☆


一方、マホが泉美と楽しそうに話している頃。
春人と秋也は彼女達を見ていた。


「うんうん。やっぱり女の子が近くにいるのはいいね、華やかだ」
「何言ってんだよ。バカバカしい」


はぁ、とため息混じりに言う秋也。
そんな彼を見て、にやりと笑う春人。


「ふーん? じゃ、僕も仲間に入れてもらおっかな」
「は? せっかくあの子達だけで盛り上がってるのに、お邪魔虫が入ったら迷惑なだけだろ」
「素直になれば良いのに」


ニタニタと笑みを浮かべる春人に、眉間に皺を寄せて首を傾げる秋也。


「何言ってんの?」
「泉美ちゃんのことが好きなんだろ?」
「……は? どうやったらそういう発想になるわけ」


一瞬、動揺し戸惑ったが、気づかれないように視線をそらした。


「そもそも怪しかったんだよな。絡まれてる泉美ちゃんを助けようってするの。無視しそうじゃん。女の子嫌いだから」
「……女の子が嫌いってよりも、1人に対して多数で攻撃してるのが気に入らなかっただけだから……って、何笑ってんだよ」


秋也の話を聞きながら、肩を揺らしてクスクスと笑う春人。
そんな春人の足を軽く蹴ると、秋也は部屋に戻ってしまった。

こんな話をしていたなんて、マホと泉美は知る由もなかった。