魔法界へ戻るには、みんなを助けることが重要です!? 〜困っている男の子を助けたら、イケメン4つ子と同居することになりました(ただし、問題しかありません!)〜



「秋也くんが、話してくれるようになったのもきっとーー私が女の子っぽくなったからだと思うし、これからももっと、もーっと女子力を磨くんだっ」


明るく、楽しそうに言う泉美ちゃん。
もしかして、秋也くんが女の子を嫌いなことを知らない……?

これは、教えてあげた方が……でも。


「痩せたらね、洋服を買う時にサイズを気にしなくていいのっ。メイクもすっごく楽しい。こんなに楽しいなんて、知らなかったよ」


今の彼女は、楽しそうでキラキラとしている。
そんな彼女に、水をさすようなことを言っちゃいけない。

心の中に秘めておこう、そう思っていると『ピロロロンッ♩』と軽快な音が鳴った。


「もしかして、お仕事の電話……? ごめんねっ。長居しちゃって……また今度、ゆっくりとお話ししたいなっ」


そう言うと、泉美ちゃんは帰ってしまった。

彼女が帰った後に、後の発信源であるメーターを見た。
すると、メーターに表示されている魔力が今までの残量よりもガクンと増えていた。

私の魔力ーー人を助けたら増えるんだ。

今回、秋也くんのストーカー疑惑なことも、泉美ちゃんの悲しい過去からも助けられた……のかな?
だから、いっぱい魔力を得られたのかも!