魔法界へ戻るには、みんなを助けることが重要です!? 〜困っている男の子を助けたら、イケメン4つ子と同居することになりました(ただし、問題しかありません!)〜



「痩せるのが1番なんだろうけど、痩せた自分を想像できないし、どうなっちゃうのかな、って……甘えだよね、だから太ったままなんだ」


ネガティブな発言をする彼女。

変わった自分を想像できないーーん?


「分かる! 分かるよ、痩せた自分を知る方法!」
「……へ?」


私の言葉に、きょとんとする彼女。
それもそう。
人間界で魔法を使える人なんていないから、私の言葉が信じられないのだろう。


「あなた、面白いことを言うのね」
「あのねーー私、魔法使いなんだよ!」


正式な魔法使いの資格を剥奪されそうな崖っぷちだけどね!という言葉はグッと飲み込んで言った。

すると、彼女はぱちぱちと瞬きを繰り返してクスッと笑った。


「ふふっ。本当に面白い子。優しいんだね。私を励まそうとしてくれてるんだね」
「ほんとだよ!? ちょっと待ってね!」


そう言って彼女から2歩ほど離れて手のひらを向けた。
まだ、きょとんとしている彼女。


「チェンジングフォーム!」


呪文を唱えると、彼女に向かって光線が放たれた。
光線を浴びると、だんだんと彼女の容姿が変わっていった。
全身についた肉がどんどん減っていき、スラリとした体型の女の子になった。

そして、痩せた体型になってから気付いたーー家を覗いてるあの子だ。