魔法界へ戻るには、みんなを助けることが重要です!? 〜困っている男の子を助けたら、イケメン4つ子と同居することになりました(ただし、問題しかありません!)〜



「あぁ、四季! どうしたんだい? ここへ来るなんて、珍しいじゃないかっ」


部屋の中から出てきたのは、煌びやかなオーラをまとった爽やかなイケメン。
イケメンの言葉に首を傾げた。

え? ここって、四季くんの家じゃないの……?

そう思っていると、イケメンと視線が合った。


「やぁ。初めましてだね。それにしても、いけない子だ」


爽やかに私に手を振ったと思えば、近づいてきた。
一歩、また一歩近くなるとスローモーションのように見える。それくらい、オーラも感じた。


「え、えっと……?」


情けない声しか出ない。
目の前まで来ると、そっと手を握られた。


「こんな男しかいないところに、可愛い顔をした悪魔に連れてこられるなんて。キミと話せる時間が少ないのは惜しいけれど、キミを守るナイトになれるなら、喜んでキミに逃げ道を案内し……いでででっ!」


一言話すたびに近くなる顔に背を逸らしていたら、彼の顔が歪んだ。


「誰が悪魔だ。ボクはマホちゃんにお礼がしたくて、ここへ招いたんだ」


イケメンの足をぐりぐりと踏んでいる四季くん。
私に負ける表情とは違い、少し暗い顔をしている。


「そうだよね、マホちゃん!」


と、私の顔を見てにこにこと言う四季くん。
苦笑いしながら頷いていると、後ろのドアが開いた。