梓ちゃんと佐藤くんの2人が帰り、私とのんちゃんが自習室で勉強を始めて少し経った頃。
のんちゃんがスマホを見たと思ったら、帰り支度を始めた。
「のんちゃん、帰るの?」
「ごめん、親から呼び出しで。あかり1人で大丈夫?」
「大丈夫だよ、自習してるんだしね」
「気をつけて帰ってね。じゃあね」
笑顔でバイバイをして帰って行ったのんちゃん。
のんちゃんにしてはテンション高かったような……
さて、私はこの際思い切って集中して勉強しよう。
勉強漬けのクリスマスも学生らしくていいのかもしれない。
余計なことを考えないように、余計な感情が生まれないように、私はひたすら目の前の問題集とプリントに打ち込んだ。
18時――今日の自習室使用時間の終わりを告げるチャイムが鳴った。
「ふぅ……もうちょっとやりたかったな」
思った以上に捗ったので、こんな言葉がポツリと自然にこぼれ落ちていた。
色々な想いをエネルギーに変えて頑張れた、この2時間の自分に満足していると……
「すげー集中力」
「……え!?」
声をかけてきたのは、1つ空けた隣の席にいた早川くん。
状況が飲み込めず、オロオロしてしまう。
のんちゃんがスマホを見たと思ったら、帰り支度を始めた。
「のんちゃん、帰るの?」
「ごめん、親から呼び出しで。あかり1人で大丈夫?」
「大丈夫だよ、自習してるんだしね」
「気をつけて帰ってね。じゃあね」
笑顔でバイバイをして帰って行ったのんちゃん。
のんちゃんにしてはテンション高かったような……
さて、私はこの際思い切って集中して勉強しよう。
勉強漬けのクリスマスも学生らしくていいのかもしれない。
余計なことを考えないように、余計な感情が生まれないように、私はひたすら目の前の問題集とプリントに打ち込んだ。
18時――今日の自習室使用時間の終わりを告げるチャイムが鳴った。
「ふぅ……もうちょっとやりたかったな」
思った以上に捗ったので、こんな言葉がポツリと自然にこぼれ落ちていた。
色々な想いをエネルギーに変えて頑張れた、この2時間の自分に満足していると……
「すげー集中力」
「……え!?」
声をかけてきたのは、1つ空けた隣の席にいた早川くん。
状況が飲み込めず、オロオロしてしまう。

