地元なじみ。

当たり前のように女子トークに参加している佐藤くんが口を開く。

「今まではただ好きでいればよかったのが、彼女になりたいって気持ちが強くなってきてんじゃね」
「……なるほど、たまには真っ当なこと言うじゃん」
「本当ね」
「茅ヶ崎に辻堂……俺の印象どうなってんの」

彼女……嫉妬……そうなのかな。

「あかり、前に私が告白したら気まずくなるかもって言っちゃったんだけど……改めて、早川くんとの関係を考えてみてもいいかもね。私が言ったことは忘れて、ごめんね」
「そんな、謝らないで。のんちゃん、ありがとう」

そっか、どうなりたいのか、今のままでいいのか……ちょっとまた自分の気持ちに向き合ってみよう。

「はぁ……あかりの話だと、三島くんもいたんだよね。今話せてないしダメージ大きいなぁ……」
「梓ちゃん……」
「まあ、梓も今後どうするのか、このままずっと話さないのかとか考えないとね」
「案外三島も、茅ヶ崎のこと意識してるかもよ」
「佐藤くん……適当なこと言わないでくれる」
「俺に厳しいな」

みんなそれぞれ想いを抱えている。みんなでいい方向に進むといいな。

「さて、プリントもらったし私は帰ろうかな」
「あ、茅ヶ崎。俺も帰るわ」
「私は夕方まで自習しようかな、のんちゃんは?」
「私も少しだけしようかな」
「そか、じゃあね。メリークリスマス!」