結局2人はくっついたのか……
分からないけれど、ひなたくんの表情が前と全く違うから、きっとそうなんだろうと思っていた。
けれど、学校でも塾でも全くそんな素振りは見せないし、話題にもしていない。
この前塾の帰りに駅であかりちゃんと林くんを見かけた時だって、ひなたくんは気づいていたのに声をかけなかった。
だから、2人の関係はどうなのかなと気になっていた。
そんな中で迎えた文化祭前日。
「茅ヶ崎、あのさ……」
「早川くん?」
梓ちゃんに話しかけているひなたくんを目撃した。
珍しい組み合わせ……と思って聞き耳を立てる。
「その……クリスマス。茅ヶ崎って何もらってるの?」
「え、去年はアクセサリーだったよ」
「やっぱそうか」
「……あのねえ、私とあかりは違うからね?」
「分かってます……」
「一応言っとくと、考えて選んだものなら何でも嬉しいと思うよ」
「うん」
ふーん。予想通り、付き合ってるんだ。
真剣に考えこんじゃって……やっぱり初めて見せる顔じゃんか。
「それよりさ!」
「はい……」
「まーだ誘ってないんでしょ?クリスマス」
「え」
「こないだあかりが言ってたよ?そういえば約束まだだって」
「は……いや、当然一緒にいるもんだと思ってた」
「いやいや……それでも誘いなさいよ。実際、あかりは約束してないって思ってるよ?」
「……」
誘ってないって……意外とポンコツな面もあるのね。
マズいって顔して、梓ちゃんの言葉が聞こえていないくらい考え込んでいる。
でも、クリスマスに「当然一緒にいる」か……
あのひなたくんから、そんなセリフがサラッと出てくるんだ。
私なんてグループの男子経由で必死に誘って、ようやくカラオケだったのに。
うーん、まだまだ吹っ切れていない。
このまま明日の文化祭ではきっと、2人が並ぶ姿を見るんだよなあ……
楽しい文化祭なのに、ちょびっと憂鬱……
分からないけれど、ひなたくんの表情が前と全く違うから、きっとそうなんだろうと思っていた。
けれど、学校でも塾でも全くそんな素振りは見せないし、話題にもしていない。
この前塾の帰りに駅であかりちゃんと林くんを見かけた時だって、ひなたくんは気づいていたのに声をかけなかった。
だから、2人の関係はどうなのかなと気になっていた。
そんな中で迎えた文化祭前日。
「茅ヶ崎、あのさ……」
「早川くん?」
梓ちゃんに話しかけているひなたくんを目撃した。
珍しい組み合わせ……と思って聞き耳を立てる。
「その……クリスマス。茅ヶ崎って何もらってるの?」
「え、去年はアクセサリーだったよ」
「やっぱそうか」
「……あのねえ、私とあかりは違うからね?」
「分かってます……」
「一応言っとくと、考えて選んだものなら何でも嬉しいと思うよ」
「うん」
ふーん。予想通り、付き合ってるんだ。
真剣に考えこんじゃって……やっぱり初めて見せる顔じゃんか。
「それよりさ!」
「はい……」
「まーだ誘ってないんでしょ?クリスマス」
「え」
「こないだあかりが言ってたよ?そういえば約束まだだって」
「は……いや、当然一緒にいるもんだと思ってた」
「いやいや……それでも誘いなさいよ。実際、あかりは約束してないって思ってるよ?」
「……」
誘ってないって……意外とポンコツな面もあるのね。
マズいって顔して、梓ちゃんの言葉が聞こえていないくらい考え込んでいる。
でも、クリスマスに「当然一緒にいる」か……
あのひなたくんから、そんなセリフがサラッと出てくるんだ。
私なんてグループの男子経由で必死に誘って、ようやくカラオケだったのに。
うーん、まだまだ吹っ切れていない。
このまま明日の文化祭ではきっと、2人が並ぶ姿を見るんだよなあ……
楽しい文化祭なのに、ちょびっと憂鬱……

