入院した理由は『体調不良』だと彼女の上司が言った。
全く心配している様子がない。
こういう人間だとは知っていたが、呆れた。
できれば連絡をとりたいのに、連絡先を知らない。
どこかのタイミングでさりげなく聞いておけばよかったと激しく後悔した。
◇ ◇ ◇
しかし翌日、午後に現れた。
もう退院……?
彼女は上司と話したあと、どこかに行った。
追いかけてみると、自販機の前にいた。
意を決して聞くことにした。
「入院してたって本当?」
俺に気づいて目が合った。
「はい……倒れちゃいまして」
倒れる……ってのは相当無理していたツケが回ってきたんじゃないか?
「それさ、病院で診断書もらってきたら?」
「え?」
「自分の命削ってまでやるべきじゃないよ」
「……そうですね」
彼女が何か考えた後、口を開いた。
「私、ここを辞めようかと思います」
は……?辞める?
──それは想定外
辞めたら二度と会えない。
そんな気がする。
「待て、まだできることがあるだろう」
「え?」
「今日は早く帰れよ。俺も考えるから」
彼女が戸惑っている。
「ありがとうございます」
「とにかく、早く診断書もらってくるんだ。わかったか?」
そういった後、一直線に彼女の上司の元に行った。
全く心配している様子がない。
こういう人間だとは知っていたが、呆れた。
できれば連絡をとりたいのに、連絡先を知らない。
どこかのタイミングでさりげなく聞いておけばよかったと激しく後悔した。
◇ ◇ ◇
しかし翌日、午後に現れた。
もう退院……?
彼女は上司と話したあと、どこかに行った。
追いかけてみると、自販機の前にいた。
意を決して聞くことにした。
「入院してたって本当?」
俺に気づいて目が合った。
「はい……倒れちゃいまして」
倒れる……ってのは相当無理していたツケが回ってきたんじゃないか?
「それさ、病院で診断書もらってきたら?」
「え?」
「自分の命削ってまでやるべきじゃないよ」
「……そうですね」
彼女が何か考えた後、口を開いた。
「私、ここを辞めようかと思います」
は……?辞める?
──それは想定外
辞めたら二度と会えない。
そんな気がする。
「待て、まだできることがあるだろう」
「え?」
「今日は早く帰れよ。俺も考えるから」
彼女が戸惑っている。
「ありがとうございます」
「とにかく、早く診断書もらってくるんだ。わかったか?」
そういった後、一直線に彼女の上司の元に行った。



