エリスは胸元をギュッと掴んで瞳を閉じる。まるでリーリアと対話をしているかのようだ。それを見てイリオはワフ、と悲し気に小さく鳴いた。
「ははは、リーリアが悲しんでいる?それは俺と一緒になれないからだろう?あの時、せっかく俺と同じ人間にしてあげたのに、どうして逃げてしまったんだ。逃げなければ、俺を拒否しなければ、あんなことにはならなかったのに。森を焼き尽くさない代わりに、俺と一緒になるか死かどちらかを選べと言ったら、当然のように死ぬことを選びやがって。なんて馬鹿げてるんだ。俺を選べばよかったのに!」
ファシウスの言葉にイリオは驚いたように両目を見開く。エリスは目を開きファウスをジッと見つめるが、その瞳は涙をいっぱいに浮かべていた。
「どうしてわからないんですか?あなたを選ぶくらいなら人間のまま死んだ方がいいと思ったからですよ。リーリアはイリオの森を守りたかったし、イリオを守りたかった。イリオ以外の相手を選ぶなんて絶対にしたくなかった。だから、死を選んだんです」
――そんな……!
イリオが驚愕の声をあげると、エリスは悲し気に微笑みながらイリオへ向けた。
「ははは、リーリアが悲しんでいる?それは俺と一緒になれないからだろう?あの時、せっかく俺と同じ人間にしてあげたのに、どうして逃げてしまったんだ。逃げなければ、俺を拒否しなければ、あんなことにはならなかったのに。森を焼き尽くさない代わりに、俺と一緒になるか死かどちらかを選べと言ったら、当然のように死ぬことを選びやがって。なんて馬鹿げてるんだ。俺を選べばよかったのに!」
ファシウスの言葉にイリオは驚いたように両目を見開く。エリスは目を開きファウスをジッと見つめるが、その瞳は涙をいっぱいに浮かべていた。
「どうしてわからないんですか?あなたを選ぶくらいなら人間のまま死んだ方がいいと思ったからですよ。リーリアはイリオの森を守りたかったし、イリオを守りたかった。イリオ以外の相手を選ぶなんて絶対にしたくなかった。だから、死を選んだんです」
――そんな……!
イリオが驚愕の声をあげると、エリスは悲し気に微笑みながらイリオへ向けた。



