「俺とリーリアは神獣と精霊だが、種族を超えてお互いに好意を持ち、愛し合う仲だった。お前と過ごす時間はとても有意義で幸せな時間だった。だが、そんな時間は突然あっけなく奪われてしまう」
イリオは辛そうに自分の掌を見つめ、ギュッときつく拳を握り締める。
「リーリアは心の美しい、優しい精霊だった。困っているもの、傷ついているもの、悲しんでいるものを見つけるとほおっておけない精霊だったんだ。ある時、森の中で傷ついた人間の男を見つけ、リーリアは人の姿に変身してその男を介抱したんだ。重傷を負っていたその男は、リーリアのおかげで回復し、元気になった」
そこまで言って、イリオは痛々しそうにエリスを見つめる。
「その男は、人間の姿のリーリアに恋をした。だが、リーリアは人間ではなく精霊だ。なにより、俺と愛し合っていた。だからリーリアはその男の思いを、申し訳なく思いながらも断ったんだ。それが悲劇の始まりだった。その男は、あろうことかリーリアを殺した」
「えっ、でも、リーリアは、精霊だったんでしょう?人間が、精霊を殺せるの?」
驚くエリスに、イリオは憎らしそうに宙を見つめ、唸る。
イリオは辛そうに自分の掌を見つめ、ギュッときつく拳を握り締める。
「リーリアは心の美しい、優しい精霊だった。困っているもの、傷ついているもの、悲しんでいるものを見つけるとほおっておけない精霊だったんだ。ある時、森の中で傷ついた人間の男を見つけ、リーリアは人の姿に変身してその男を介抱したんだ。重傷を負っていたその男は、リーリアのおかげで回復し、元気になった」
そこまで言って、イリオは痛々しそうにエリスを見つめる。
「その男は、人間の姿のリーリアに恋をした。だが、リーリアは人間ではなく精霊だ。なにより、俺と愛し合っていた。だからリーリアはその男の思いを、申し訳なく思いながらも断ったんだ。それが悲劇の始まりだった。その男は、あろうことかリーリアを殺した」
「えっ、でも、リーリアは、精霊だったんでしょう?人間が、精霊を殺せるの?」
驚くエリスに、イリオは憎らしそうに宙を見つめ、唸る。



