1つの正義感が失われていたかもしれない話

これは、私が中学2年生の頃。同じ委員会で、実は親同士も仲良しなことで親しくなったA。
ある日、初めて休みの日に遊ぶことになり、大勢いた方が楽しいよね、ということで誘うメンバーを決めることになった。

「Bはどうかな?」

そう私が尋ねると、Aは顔をしかめた。Bは、クラスや小学校は違ったけれど、友達の友達繋がりで仲良くなった子。Aと同じ小学校だし、会話の波長も合ったから何となく良い気がしたのだが、失敗だったよう。

「ごめん。私……B苦手なんだ」

気まずそうに答えるA。それ以上は聞かないようにしようとしたが、彼女は言葉を続けた。

「実はーー」

そして、私は彼女の言葉に驚愕した。