一滴ポーション、俺クマちゃん!?

口に出せないまま季優君達と一緒に大きなクリスマスツリーの前まで行くと「一緒にクリスマスツリーにオーナメントを飾ってみませんかぁ〜?」とサンタさんの格好をしたスタッフさん達がいろんな形のいろんな色のオーナメントをツリーを観に来たお客さん達に渡しているのが見えたワン。

「ハートを持った天使を飾ろ〜っと!」

「お前それなの?」

「うんっ!2人でず〜っと一緒にいれますようにって思って♡」

「ちょお〜、やめろよぉ恥ずかしいなぁ〜!♡」

さっきバイバイしたはずのバカップルとまた出会ってしまったワン。あの人達帰ったんじゃなかったんだワン。

「パパ〜!僕お星様飾る〜!」

「よぉしっ、じゃあ肩車してやるから1番高いとこに飾ってやんな!」

「ちょっと貴方っ、敦の事落とさないでよ!?」

あっちにはさっきのどっかの家族、

「私もママとお揃いでサンタさん飾っちゃお〜っと!」

「あらあら。うふふっ、サンタさん2人並んで可愛いわねぇ」

「じゃあ僕もサンタさ…」

「パパはトナカイよ」

「えっ、何で?」

「何でって貴方《糞ジィ》3人でソリ乗ったら動かないでしょう?誰かがソリを引かないといけないんだから」

「ええっ!?僕が一晩中ソリ引く係のトナカイなのぅ!?嫌ぁ〜だぁ〜!僕もサンタさんが良い!サンタさんが良い!うえぇ〜〜〜ん!!」

こっちには学園長家族…。季優君はクリスマスツリーに夢中で気付いてないけどにゃん太君の方は学園長に気付いたみたいで呆れた顔して学園長をジッと見てるみたいだったワン。

「そこのお若いカップルさん達も良かったらクリスマスツリーの飾り付けご一緒にいかがですか?」

「わぁ、僕達も宜しいんですか?」

「はい〜、どなたでもご参加無料ですので記念にどうぞ〜」

にこやかに言ってスタッフさんはキラキラした可愛いオーナメントがたくさん入った木箱を私達の前に出して来たワン。フミちゃんどれにするワン?

「可愛いっ!」

「野々口さんどれにします?」

「う〜ん、そうだなぁ……」

ー ……ってかちょっと待って?今さっきこのスタッフさん私達の事カップルって言わなかった!?愛屋君普通に返事してたけど普通だったら『カップルじゃないですっ友達です!!』とか何とか言って少し慌てたりするもんじゃないのっ!?

オーナメント選びの最中も騒がしいフミちゃん。