一滴ポーション、俺クマちゃん!?

「やばいっ!会社遅刻しちゃうっ!」

「はぁ?そんな姿で会社行けるわけないでしょ?有休たんまり残ってんだから それ使って人間に戻るまでしばらく休んでな」

「ダメダメ!ただでさえ居場所無くなりかけてんだから、この歳で会社休んでたら あっちゅう間にクビにされちゃうもんっ!えーっとシャツ シャツ…」

「シャツは脱衣所」

「脱衣所〜!?なんでよ!?」

「洗い忘れた」

「もう馬鹿ぁ!」

もふもふ足を動かして床を叩いていると諗くんは悪びる事なく僕をスルーして飲み物を取りに台所に歩いてった。

「どっちにしたって、その姿じゃシャツ着れないでしょ?そのまま行きなよ」

「真っ裸出勤!?やだやだ そんなの ぜ〜ったい 嫌っ!!」

「わがまま言ってられる状況じゃないでしょうが」

「とにかく絶対 裸ん坊で会社は行かないっ!ちょっと臭ったってもう良いよ、脱衣所に投げられてるシャツ着て行くからっ!」

もふっ!と脱衣所に向かって走って行くと「あっ、こら治っ!」と諗くんが追いかけてきた。