一滴ポーション、俺クマちゃん!?

………ーーー15分後。

「………………」

あれだけ俺達に強気で自分は犯人じゃないと言い張っていた須賀さんは、須賀さんのお母さん・珊瑚《さんご》さんの隣でバツが悪そうに小さくなってだんまりしていた。

「…杏子《あんず》(※須賀さんの名前)、貴方…“黄金の林檎”に手を出したわね?」

「…う"…えっと…」

「はっきり仰い!」

「はいっ!ごめんなさいっ!使いましたっ!」

「お、黄金の林檎って何ですか?」

「名前の通りの色の林檎の事よ」

様々な香水が並ばれたガラスショーケースの上に もふっ と座りながら俺が聞き返すと、珊瑚さんは後ろにあった金庫のような箱のドアを鍵を使って開けた。

何が出てくるのだろう?と椅子に座ってる響と2人で待っていると、箱の中から 金色の林檎が出て来た。

「これが我が家に代々受け継がれる禁断の黄金の果実よ。原因は分からないけど、絶対腐る事のない不思議な林檎なの。…あら、欠けてるわ。この部分を貴方 香水に使ったのね?」

ジロッ と睨まれて須賀さんは また ごめんなさ〜い! と謝った。