ーこれは世にも不思議な妖達と人間の物語。ー
○おもな登場人物
☆主人公・鷹野史哉《たかのふみや》
→世界的宝石商鷹野財閥の一人息子。名門煌中学に通う普通の人間の3年生。ダイヤモンドのように整った美しい顔・モデル体型で高身長・恵まれた生涯安定金持ちとこの世の全てを手に持っていると言ってもおかしくないクールなモテモテイケメン御曹司で、自分でも鏡を見るたび「自分は美しい」と自分に惚れ惚れしてるナルシスト。昔から何故か妖怪に取り憑かれやすい体質なのが悩み。寧々を初めて見た時に人生で初めて一目惚れを経験してしまい動揺した事で寧々の父親と寧々の名前を書き間違え勘違いえて契約してしまった事で、ドジな寧々と自分の取り憑かれ体質を治すため日々奮闘するはめになる。毎回ドジな寧々と寧々の相棒の妖・シーサーのココのせいでへとへとになっているが、寧々の可愛さに負けていつも許してしまう。
☆ヒロイン→神原寧々(かんばらねね)
人間が好きな妖怪達や妖怪に理解のある人間達が通う日本ではちょっと特殊な学校、妖花中学に通っている中学2年生。妖退治屋(悪い妖限定)の神社の娘で普段は巫女をしてる穏やかで優しいちょっとおっちょこちょいな女の子で、美人で近所の奥様達から大人気の父親似の美少女で老若男女人気がある。しかし昔から運が悪く不運な巻き込まれ体質な上、父親のように妖退治の術が上手く使えないのが悩み。相棒でペットで喋る妖・シーサーのココといつも一緒にいる。
☆シーサー・(名前・ココ)。
→寧々の相棒の妖怪。寧々そっくりで可愛いが、おっちょこちょいで泣き虫で妖術も口からシャボン玉しか出せない。妖怪のくせに暗い場所や怖い人が苦手。とにかくいつも泣いている。
○あらすじ
→舞台は大正時代の日本。
ある日寧々は鷹野と言う人から電話で妖退治の依頼を受けた。鷹野とはもちろん史哉の事で、史哉は友人から日本に有名な妖怪退治屋がいる事を聞いて妖怪に取り憑かれやすい体質を治そうと神原家に極秘で頼んだのだ。しかし史哉の聞き間違えで妖退治を寧々の父親ではなく寧々の方に頼んでしまい、間違えて娘の寧々と妖退治の契約してしまう事になった。
妖退治の契約書は特別な術で出来たものなため、一度契約書にサインしてしまうと依頼者の悩みが解決するまで契約を取り消す事が出来ない。
寧々は史哉の取り憑かれ体質を治すためシーサーと一緒に史哉が妖怪に狙われてしまう原因を探りながらへっぽこ術式で史哉に寄ってくる妖を退治し始める。
(しかし、寧々もシーサーもおっちょこちょいなダメダメ退治屋なため、毎回史哉が寧々とシーサーを援護しながら妖怪を追い払ってもらうのがお決まり)
そんな中、喋る狛犬を相棒に連れて歩く神原家と並ぶ妖退治屋として有名な寧々と同い年で実力があり負けず嫌いでいつも強気な黒髪美少女の一ノ宮小鞠《いちのせこまり》や、同じく喋る九尾が相棒の妖退治屋の普段は穏やかだけど戦う時は恐ろしいほど残酷になる美男子・瀬尾椎名《せおしいな》喋る河童が相棒の丁嵐鈴《あたらしすず》が寧々達の前に現れ始める。
彼女(彼ら)の目的は史哉を封印する事だった。史哉や当然、寧々達も知らなかったが、小鞠達の話しによると実は史哉は悪質な妖怪を生み出す妖怪達の親玉、蜘蛛女の息子だったのだ。人間の史哉の父親は、史哉がまだ赤ん坊の時に偶然覗いた部屋で妻が人間を食べているのを見て、妻が悪い妖怪だった事を知ると、妻が家を留守にしてる間に史哉を抱えて日本一の妖退治屋の桜小路の居る日本一大きくて神の力が強い事で有名な神社に逃げ込み事情を説明して自分と史哉に妻だけに自分達の姿が見えない強力な結界をはってもらっていた。しかし年月が経つにつれて蜘蛛女の力が強まってきたせいもあり結界が薄くなり始め、今まで隠れていた史哉の匂いが蜘蛛女達に気付かれるようになっていた事から史哉は蜘蛛女の手下の妖達に追いかけられるようになっていた事が判明する。蜘蛛女を永遠に封印するために必要なのは蜘蛛女と同じ血を引き、蜘蛛女と同等の力を持つ史哉自身を封印の鍵として蜘蛛女もろとも同じ封印の木箱に閉じ込める事が必要だった。全てを理解した史哉は驚いてしまい、人々の平和のために自分が犠牲とならなくてはいけない事にショックを受けてしまう。
史哉は一生懸命考えた結果、犠牲になる事を選ぼうとするが寧々が「居なくなってほしくない!」と史哉の意見に猛反対する。喧嘩になる2人は言い合ってるうちに本人達が気付かない間にお互いを好きになっていた事を知ってしまう。そのせいでよけいに封印の話しに答えが出せなくなってしまった2人は藁にもすがる思いで寧々の父親に紹介状を書いてもらい桜小路の元に行く事に。そこで2人は桜小路から、史哉が犠牲にならずに蜘蛛女を封印する方法がひとつだけある事を聞かされる。それは樹海のどこかに隠れていると言われる妖が首にかけている緑と青が混ざった地球のような色をした強大な封印の力を持つ鉱石と蜘蛛女を同時に午前2時ぴったりに封印の木箱に閉じ込めるというものだった。
非常に難しい事ではあったが、史哉と寧々とココは、他の妖退治屋達と一時的に蜘蛛女を退治するための“チーム”を組み、皆の力を借りてその鉱石を奪い取るために樹海の妖に戦いを挑む事に。
そして見事樹海の妖を倒し鉱石を手に入れた史哉達は、史哉を囮に蜘蛛女を誘き出し全員一丸となって戦い蜘蛛女を弱らせ鉱石とともに封印の木箱に閉じ込める事に成功。史哉の取り憑かれ体質もすっかり治り、最初は敵対していた妖退治屋とも仲良くなり、史哉は寧々に改めて自分の気持ちを伝えた事で晴れて寧々と結ばれたのだった。(ちなみに最後は史哉は中学を卒業し高校生になっており、学業と両立して鷹野財閥の次期社長として各国を回って仕事をしていた。隣には寧々とココも居た事で巫女を連れて歩く変わり者社長としてワールドニュースに取り上げられていた)



