女嫌いな無気力先輩に溺愛されています

あれかられいとは話せていない。


俺がれいと関わることでれいが傷つくなら、なるべく関わらない方がいいと思ったからだ。




……思ったけど



「……おーい、ルカクーン!!」



斜め後ろからバカでかい声で名前を呼ぶ男。
朝倉悠真。




「……なに?
俺今すっごい不機嫌なんだけど」



あー早くれいに会いたい。




れいがいないと生きてる意味ないのに。



群がってくる女らのせいで安易にれいに近づくことができない。




「ワーオ、ほんとだねー
あれ、あの子どうしたんだよ。なんて子だっけ?
すっごい可愛い子」





「は? れいのこと可愛いって言っていいの俺だけなんだけど?」



「そんなにキレんなって!!
れいちゃんか。どーしたんだよ、最近目死んでるぞ?」



俺は最近あった出来事と今の現状を話した。





「お前そんなこと悩んでんのかよ」




「悩んでてわるかったデスネー」



悠真は煽りの天才なの?



たださえれいに会えなくてストレス溜まってるってのに。





「そーじゃなくて、お前がれいちゃんのそばにずっと居て守れば済む話だろ?」







………あ




確かに。





れいを傷付けたってことに囚われすぎてその考えを忘れていた。





俺馬鹿すぎない?


まじで何してるんだろ。





「悠真ありがと
たまにはいいこと言うじゃん」




これでずっとれいといられる。




「たまにはって余計だろ!!」




悠真がなんか言ってるけどいいや。



早くれいに会いに行こ。




「うかうかしてるととられんぞー
れいちゃん俺も結構タイプだし」





「れいは俺のだから」







待っててねお姫様。