ぼくたちのひみつきち


「全然平気…って言いたいけど、けっこう動揺してるみたいでさ。何も手につかねぇんだよな、今」


ため息を吐きながら肩をすぼめる樹。

小さく笑い言葉を続けた。


「でもそれって俺がいくら考えても仕方ない事じゃん?だからどうにか立ち直りたくてさ…で、ここでお前らと話してれば調子が戻るかなって」


「それでいきなりクイズなんて始めたのか…」


ぼくの呟きに樹がこくりと頷いた。

そしていつものようにニヤリと笑う。


「って事で、何だかんだ全員正解なんだよな。家族の問題だし、スランプ中だし。あと…ヘコんでたから構ってもらいたかったし?」


本当にまさかの結果だ。

それぞれの予想が全て当てはまっていたなんて。

樹が嬉しそうに笑う。


「マジで3人といると楽しいわ、俺」


その言葉を聞いて、甘太郎が声を張り上げた。


「よし!今日は目いっぱい遊ぼうぜ!!」


「ふふ、僕たち毎日ここで遊んでますけどね」


「いいんだよ!今日はもっと遊ぶんだ!」


一がクスクス笑いテントに向かう。

甘太郎もそれに続き、ぼくと樹がその場に残った。