次の日、手紙を出しに行くというので、乃々は麦わら帽子を被って母親に付いていった。 外は緑の道で風が心地良く、木陰の影はくっきりしていて見上げると頭上には葉っぱのアーチが良く出来ている。 赤いポストは別荘からまっすぐな道を行った緩やかな坂の下にあった。 白いキャンバスバッグから母親が手紙を出したのを受け取ると、乃々はポストに手紙を投函した。 乃々親子はもと来た道を手を繋いでのんびり歩いて行った。