乃々と貸し別荘の話






 ワンピースに着替える乃々を、蒼空はドアの外に立って待っていた。



「着替えた?。」
「うん」



 ドアを開けて、蒼空は夏のワンピースを着た乃々をチェックした。



「これから部屋見に行くよ。お前の部屋二階だろ?。」



 階段を登る蒼空に、乃々は付いていく。


「さっさと来ないと置いてくよ。」


 中2階の踊り場ははガラス張りで、お洒落にデザインされた中庭が見える。

 乃々は手摺を使って転ばない様に気を付けて進んだ。