もしかして、今になってあのハプニングに苛立ってる?それとも私が柳さんに失礼な態度をとったから…?思い当たる節はあっても確信がないから、何をどう謝ったらいいのか分からない。
そんな気まずい雰囲気の中、私たち3人は会場へと足を踏み入れた。案の定100人ほどの参加者がいて、びっくりする。
この企業セミナースクールは例年いつも話題になる有名なセミナーらしく、参加できる人は限られた優秀な人のみ。
そんなセミナーにドポンコツな私が参加させて頂けているとは…。正直言えば、肩身が狭い。
ざっと均等に並べられたパイプ椅子に腰をかけてから数分後、会場内が暗転した。
ステージ上に用意されていたプロジェクターに今回のセミナーについての軽い説明などが盛り込まれた映像が流される。それが終わると、マイクの置かれた平台の上に企画者が現れた。
「今回はこのセミナーに参加してくれてありがとう。企画者の有嶋です。ここで長ったらしく話をしてもしょうがないので、とりあえず簡素的に話すね。今日は山登りをします!夜はBBQでーす!」
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