………「……なんか違うような気がする」
「何が?」レイとエミリーが振り向いた。
「あたしは、スカートじゃなくてズボン派なんだよ!なのに何であたしの衣装がこんなふりふりのスカートなんだよっ!?」
ダンッとスイフォンは足で床を叩いて怒った。
「あら可愛くて似合ってるわよ?」とエミリーが微笑んだ。
「似合う似合わないの問題じゃなくて、これじゃ踊りにくいって言いたいの!…あたしやっぱりパライバトル辞退する!」
「駄目よ!」レイが教室を出て行こうとしたスイフォンの手を掴んだ。
「貴方私に負けたんだから一緒にパライバトルに出るんだからね?」
「負けたんじゃなくて同点だっただろ!?点数で勝敗が決められないからジェイデン先生の判断であんたが勝った事になったから仕方なくパライバトルに出てやる事にしたけど、あたしはあんたに負けたなんて思ってないからな!」
腕を振って言い返した瞬間 曲を書いていたアシェルの机に置かれてあった学園の喫茶店で買ってきたホットチョコレートの飲み物が倒れて楽譜の上に溢れてしまった。



