魔法学校☆アルミラージ

「リベンジよ!リベンジ!!」

「レイは熱血漢だねぇ。あんまり熱過ぎてお兄さんアップルパイと一緒に溶けて消えちゃいそうだよ…」

「と言うか、パライバトルの事どうすんだよレイ?」

「おや、学園長に何か言われたのかい?」ベールが聞き返した。

リュカは周りに聞こえないように出来るだけ小声で話し始めた。「学園長に元の世界に戻る方法を教えてもらったんだよ」

「なら良かったじゃないか!」

「それがそうでもないんだよ」

「と言うと?」

「この学園の守り神みたいなアルミラージに触ると帰れるかもしれないって教えてもらったんだけど、今年のパライバトルでトップになってローデットマリーの玉座に座れたら触らせてやるって言われたんだ。でもトップになれなかったら卒業式まで触らせないって言われて…。俺はそんな条件飲めないって文句言ったんだけどレイが分かりましたって勝手にその条件受け入れちゃったんだよ」

「だってその方が早く触らせてもらえるって思ったんだもん!」

「だからいきなりトップは難しいって何回も言っただろうが!」

「おやまぁ、学園長も無茶難題な事を言い出したもんだねぇ。あの人普段は生徒に優しいはずなのになんで今回に限ってまたそんな意地悪言ったんだか…」

不思議に思いながらベールはアップルパイをぱくりと食べた。