お昼休憩に2人の様子を見に音楽室に行ったベールは「今終わったから連れてって良いぞ」とジェイデンに言われたので、何だかやけに落胆している2人を連れてアップルパイが大人気な学園の喫茶店に行くと向かいの椅子に座って昼ごはんのアップルパイを食べながら「それで試験の結果はどうだったんだい?」と2人に尋ねた。
「………不合格だった」とレイが顔を両手で覆って わあっ と泣き出した。
「自分を主張し過ぎて全然相手とダンスも歌も合ってないって言われたの〜!女の子ならもっと大人しくしろだって!うわ〜ん!!」
「おやまぁ…」ベールは静かにアップルパイを食べた。
「それでリュカ君の方は何て言われたんだい?」
「………」
「お〜い、リュ・カ・く〜ん?」
「……お前には愛のカケラのカの字もないのか?って言われた。…歌もダンスも確かに悪くはないけど誰かを愛するように誰かに届けたいって優しい気持ちがさっぱり伝わってこないって。お前は言われた通りにしか動かないサイボーグか?だってさ」
ジェイデンも随分はっきり言ったもんだなぁ…まぁ彼なら言いそうだけど。 思いながら「そっかそっか」とベールは笑みを浮かべた。



