魔法学校☆アルミラージ


 「ようこそ、我が学園へ」2人を学園の玄関前で出迎えたのは渦巻模様のまん丸なキャンディが先についた杖を持ったスフェーンとショートケーキのような形の帽子を被ったミントグリーンベリルだった。

レイは2人を見た瞬間はギョッとして「ママ、パパ!?」と叫んだ。

リュカまで驚いて「叔父さん、叔母さんっ!2人もこの世界に飛ばされたんですか!?」と聞いた。

「…ママ、パパ…?貴方誰かと勘違いしてるんじゃないの?私は国語教師のスフェーン、そしてこっちは…」

「元は化学教師だったんだけど実験室爆発させちゃったから今は図書室の管理人をしてるんだ。どうもミントグリーンベリルです、宜しくね」

ミントグリーンベリルが笑いながら手を差し出して来たので「よ、宜しくお願いします」と2人は握手した。

「別の人だったみたい…」

「それにしても似過ぎだろ…」

レイとリュカが小声で話してると「じゃあ私は授業があるからここからは2人の事を宜しく頼むよ。じゃあまた放課後に会おう」と言ってベールは2人の肩を軽く叩くと足早に学園の中に入ってってしまった。

「ベールから話しは聞いてるわ。不運な目に遭ったわね。でも貴方達が別の世界から来た事は他の生徒には言わないように。……学園長が2人が来るのを待っているわ。案内するから着いて来て」

「はっ、はい!」2人は返事するとさっさと背を向けてスタスタ歩いて行くスフェーンの後を急いで追いかけた。