魔法学校☆アルミラージ


  「えっ、魔法は魔法でも歌の学校ってどう言う事?」

「つうか昨日電話してすぐ次の日から登校OKの学校ってどんな学校だよ。制服だって今朝届いたし…」

今日から通う事になってしまったルラチルビットクオーツ学園に向かって歩きながら自分が着ている制服を見て「ヤバい学校じゃないだろうな?」とリュカは怪しくなって2人の間に入ってにこやかに歩いているベールの顔をジロッと見上げた。

「怪しい学校じゃないから大丈夫大丈夫!一応うちの学園は名門校の1つなんだよ?春夏秋冬4つの各国にある音楽学校の中でも3本指に入る有名な学園なんだから!」

「えっ、そうなんだ!じゃあその学校からシンガーソングライターとか歌って踊るアイドルとかになった人とか居たりするの?」

「ウィ。でもアイドルはさすがに居ないけれど、うちの学園は歌やダンスにかなり厳しい事で有名だからミュージカル俳優になる子が多いかな?だからこちらの世界で名前が知れてるミュージカル俳優の子達の大半はうちの学園から卒業した生徒が多いんだよ」

「えーっ、そんな凄い学園に私達今日から通えるの!?イェーイ ラッキー!!」レイはおもいきり万歳した。

「レイは歌が好きなのかい?」

「うん、大好き!私も将来の夢は私のお母さんと同じミュージカル女優になる事なの!だから自分の世界でも小さい時から音楽教室に通って学校終わりは同じ教室に通ってる皆と一緒に毎日歌ったり踊ったりしてるの!…こっちの世界に来た時はもう歌えないなんて…なんて正直ちょっとガッカリしてたけど、そんな学校に通える事になったなら超ハッピー!!」

「それは良かった。そんなに喜んでもらえたなら学園に勧誘したかいがあったよ、私も嬉しい」

「本当、バカがつくほど能天気…」リュカはため息ついた。