魔法学校☆アルミラージ

「俺達の話し盗み聞きしてたのかよ!?」

「そこでなんだが…」

悪気は無いんだと言うようにベールは微笑んで、怒ってるリュカの肩を軽く叩くなりベールはレイの目の前の席(さっきまでリュカが座っていた場所)にゆっくり座ってしまった。

「おい…!」とリュカが文句を言おうとしたがベールは手をあげて止めた。

それからすぐに「元の世界に戻れなくて困ってるそうじゃないか」とリュカの方をにこっと見た。

こいつ全部聞いてやがったのか。「気持ち悪…」リュカは不快感をあらわにした。

「聞き間違いかな?」

「聞き間違いじゃないって言ったら何だって言うの?」さすがに警戒しながらレイが聞いた。

「私ならキミ達の役に立てると思うんだ。私はこう見えてルラチルビットクオーツ学園で教師をしている者でね…」

笑みを浮かべたベールの両手はしっかりレイの手を包み込んでいた。

「変態罪でやっぱ警察に通報するわ、こいつの事」

「ちょっと待ってよ!勘違いしないでくれ!手を握ってるのはあくまでキミ達と仲良くしたいと思ってだね…」

「はいはい、言い訳なら署の方でお願いしまーす」

リュカが警察の電話番号を聞こうと 店員さーん! と大声をあげたので「ごめんって!」とベールはレイから手を離した。