甘いチョコの香りに誘われるようにフリルカーテンの付いた扉を開けて喫茶店に入り、店員に無料券を渡してからテーブル席に着くと頼んでいない飲み物が運ばれて来たので「俺達飲み物は頼んでないんですけど…」リュカが聞くと「サービスのクリームオレです」と店員はにこやかに言って2人の前にチョコソースのかかった生クリームがいっぱい乗っかったカフェオレの入ったマグカップを置いた。
「チョコデニッシュは只今焼いてる途中ですのでもう少しお待ちください」
「ありがとうございます!」
「どうも」
レイと一緒にリュカも軽く頭を下げると店員が去って行った後に改めて飲み物をちゃんと見てから「この国にコーヒーが存在しない事に百円賭ける」と渋い顔をした。
「リュカ、甘い物好きでしょ?」
「そんな事言った覚えはない」
「またまた、小さい時よく一緒にドーナッツ作って食べたりしたじゃない」
「覚えてない。…お前、元の世界に帰った時にまん丸になってるかもな。次に父さんと母さんに会った時に『どちら様?』って聞かれるぞ?」
文句を言いながらしっかりクリームオレを飲んでいるリュカを見てレイはおかしくて笑った。
「ねぇリュカこの後どうする?」
「歩いて聞き込みを続けるしかないだろ」
「元の世界に戻れる方法を?」
「それ以外に何聞いて歩くんだよ?大体なお前今の俺達の状況分かってるのか?右も左も分からない子猫よりも最悪な状況になってるんだぞ?」
「それは分かってるよ!でもだからって2人でジタバタしててもしょうがないじゃない!」
「それくらい危機感を持ったらどうだ?って言いたいんだよ、俺は!……あー、ちょっとトイレ行って顔洗ってくる」
「……行ってらっしゃい」
レジに居る店員にトイレの場所を聞いてそこへ歩いて行くリュカをムスッとしながら見ていると「お待たせしました」と焼きたてのチョコデニッシュが運ばれて来た。
「チョコデニッシュは只今焼いてる途中ですのでもう少しお待ちください」
「ありがとうございます!」
「どうも」
レイと一緒にリュカも軽く頭を下げると店員が去って行った後に改めて飲み物をちゃんと見てから「この国にコーヒーが存在しない事に百円賭ける」と渋い顔をした。
「リュカ、甘い物好きでしょ?」
「そんな事言った覚えはない」
「またまた、小さい時よく一緒にドーナッツ作って食べたりしたじゃない」
「覚えてない。…お前、元の世界に帰った時にまん丸になってるかもな。次に父さんと母さんに会った時に『どちら様?』って聞かれるぞ?」
文句を言いながらしっかりクリームオレを飲んでいるリュカを見てレイはおかしくて笑った。
「ねぇリュカこの後どうする?」
「歩いて聞き込みを続けるしかないだろ」
「元の世界に戻れる方法を?」
「それ以外に何聞いて歩くんだよ?大体なお前今の俺達の状況分かってるのか?右も左も分からない子猫よりも最悪な状況になってるんだぞ?」
「それは分かってるよ!でもだからって2人でジタバタしててもしょうがないじゃない!」
「それくらい危機感を持ったらどうだ?って言いたいんだよ、俺は!……あー、ちょっとトイレ行って顔洗ってくる」
「……行ってらっしゃい」
レジに居る店員にトイレの場所を聞いてそこへ歩いて行くリュカをムスッとしながら見ていると「お待たせしました」と焼きたてのチョコデニッシュが運ばれて来た。



