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…。…ドタドタドタンッ!!古本屋の2階から何か大きなものが落ちた音が聞こえて椅子に座ってヘンゼルとグレーテルの絵本を読んでいたリーフは「おやおや?」と笑みを浮かべると立ち上がって2階を覗きに行った。
見に行くと床にカラフルな色んなスイーツを散らかして「痛たたたたっ!」と倒れていたレイとリュカを見つけた。
「おかえり、2人とも。旅行は楽しかったかい?」
「は?旅行?」リュカが顔を上げるとにこにこ顔のリーフが立っていた。
「あれっ…ここって……」
ぼーっとしている頭をさすりながらレイは起き上がると あっ! と目を丸くした。
「怪しい古本屋さん!」
「怪しいなんて失礼な。ちゃんとしたお店だよ、ここは」
リーフは言うと「ハーブティーを淹れてあげよう」と階段を降りて行った。
「ちょっと!」と2人は慌ててスイーツをかき集めて紙袋に入れるとリーフの後を追いかけて行った。



