魔法学校☆アルミラージ


「アルミラージがついに光りを失っちゃったんだよ!!と言うかだんだん真緑色の苔みたいなの生えてきてさ、気持ち悪いったらなくて〜!!」

「あぁ…多分今のルイーズのせいね…」

リリーに言われて皆が向いてる方を見たミントグリーンベリルは玉座の前で歌ってるルイーズを見て「え、あの人誰?」と皆に聞いた。

「アルミラージが光りを失ってしまった……これでもう我が学園は終わりね」

エレノアの声が聞こえたレイ達は「そんな事ない!」と振り向いた。

「終わりだなんて言わないで下さい学園長!まだ希望はありま…」

「もう良いのよ、レイ。ルイーズの、あの子の言う通り、私達はやり直さなくてはならない」

「……それはそっちの家族の事でしょ?」

「おい、レイ!」

リュカに止められてもレイは喋るのをやめなかった。

「この学校に来て本気で歌やダンスをする事を仕事にしてる人を目指してる皆を自分達家族の事情で巻き込まないでよ!皆の夢を勝手に終わらせようとしないでよ!学園長がそんな事言ったら今まで必死で真面目に頑張って来た皆が可哀想じゃない!何かしらの夢を持った人達を支えて導いてくれるのがこの学校の素晴らしいところなんじゃなかったの!?皆の夢を1番に応援し続けてくれてる学園長がそんな勝手に学園を終わらせようとしないでよ!!」

レイはしゃがんでエレノアの手をぎゅっと抱きしめた。

「大丈夫、皆がまだ居てくれる。だからルイーズさんも元のルイーズさんに戻ってくれるよ。失われた輝きだって絶対帰ってきてくれる」

「……レイ…!」

レイは立ち上がると泣きながら歌い続けているルイーズの前に歩いて行った。そしてひとつ息を吐くと ゆっくり歌い出した。