魔法学校☆アルミラージ


レイ達1年5組の生徒達以外の他の生徒達の中にもレイと同じように泣いている生徒がちらほら居た。

「なんなんだよ…この歌…哀し…寂し過ぎるだろ?」

「これが…ルイーズさんがずっと1人きりで抱えていた苦しみなんだね…どうして誰も気付いてあげられなかったんだろう……」

リュカの隣でアシェルは涙が止まらなくなって両手で顔を覆ってその場に座り込んだ。

誰もが涙を流しながら聞いている中、1人ずっと金の兎のオブジェの様子を見るためローゼットマリーの部屋に居たミントグリーンベリルが大変慌てた様子で「学園長〜!!」と走って来た。

「うわっ、知らぬ間に会場が台風になってる!!このスーツ新調したばっかりだったのにぃ〜!!って何で皆泣いてるの!?」

「貴方、空気読めないの!?本当っ馬鹿なんだから!!」

スフェーンはミントグリーンベリルの腕をおもいきり殴った。

「えっ!?痛い!!」

何で殴られたか分からないミントグリーンベリルは痛そうに顔を歪ませながら自分の腕をさすった。

「…っ」ジェイデンは急いで涙を拭うと「何が大変なんだ!?」と振り向いて聞き返した。