魔法学校☆アルミラージ


「まだ勝敗は決まってないわ!」ニーナが叫んだ。

「見ててもう分かったはずよ、私達の負けだって」

ルイーズの中指にはめられてあるハニーアンバーにピキッとヒビが入った。

そして指輪がだんだんドス黒い色に変わっていくのに気付いて駆けつけて来たエレノアが「ルイーズ、その指輪を今すぐ外しなさい!」と叫んだ。

「ハニーアンバーの指輪はただの魔法石の指輪とはわけが違うのよ!身につけている人間の心を吸い取ってその色に染まり、そして最後には指輪が身につけている人間を支配してしまう危険なモノなの!取り込まれてしまう前に早くその指輪を捨てなさいっ!」

「嫌よっ!!これを捨てたら私にはもう1番になれる力が無くなってしまう!!」

「そんな事ないわ!貴方は指輪の力がなくったって…」

「煩いっ!!もう私に命令しないでっ!!」

ピシャーンッとエレノアの側に雷が落ちてきた。「きゃあっ」と倒れたエレノアの側にジェイデン達が駆け寄った。

「何もかも砂に戻すのよ……そうよ、そうだわ…全て0に戻せばやり直せるのよ…」

ルイーズの目の色が真っ黒になった。

「あぁ、何で早く気付かなかったのかしら……あはは……あはははははははははっ!!」

ルイーズはついにルイーズの中にあった暗い悲しい心を吸い取った指輪に飲み込まれてしまった。

「ルイーズーーーーーッ!!!!」

エレノアが手を伸ばしたその瞬間、凄まじい雷鳴が学園の上から鳴り響いた。