魔法学校☆アルミラージ

「マ〜ル〜!!」

「だっだからさ…いつも言ってるけど…は…派手なんだよ、母さん、姉ちゃんズ!」

テッカテカに口紅を塗りたぐった上、若いフリしてぴちぴちのショッキングピンクのミニワンピースを着て来た派手な母親と露出し放題のワンピースを着て来た派手な姉達に囲まれて珍しくマールはうろたえていた。

「あの人達がマールのお母さんとお姉さん達なんだね…」

「凄ぇな…」

「目がチカチカする…」

レイとリュカとルイスとカロリーナはカーテンにしがみついてぶるぶる震えてるマールを少し離れた場所から静かに見ていた。

「アシェル」

歌詞の確認をしていたアシェルが振り返るとにこやかにホーリーが歩いて来たのが見えた。

「お爺ちゃん!」アシェルは嬉しそうにホーリーの元へ駆けて行って抱きついた。

「おっとっと!…アシェルも大きくなったもんじゃい」

「まだ皆よりちっちゃいよ」

「いやいや、お前さんがよちよち歩いていた時と比べると随分大きくなったもんだよ。こんなに早く大きくなってしまって…ちと寂しくも感じるがね」

ホーリーはアシェルを優しく抱きしめ返した。