「第1位はやはり強いこの方々っ!3年1組です!!おめでとうございま〜す!!」
レイ達の時と同じような歓声が湧き上がったがルイーズだけは笑っていなかった。
レイはルイーズを見た。
ルイーズもレイの方を振り向いた。
周りの皆が同じステージで戦ったお互いをたたえ合っている中 見つめ合う2人の間だけは シン… と静かな沈黙が流れていた。
どんな時も諦めず前に進もうと、自分達の未来を信じているようなきらきらした輝きを宿したレイの黄色い瞳。
誰の力も借りず自分自身を信じて前に力強く真っ直ぐ進んでいこうとしている雪のような静かなルイーズの水色の瞳。
交差する2つの異なる 色の違う音楽。
絶対に重なる事のない正反対の輝き。
黙って見つめ合う2人に気付いたリュカがそれを静かに後ろから見つめていた。
「ではでは皆様本日はお疲れ様でした〜!さてさていったいどちらのチームがローゼットマリーの玉座に座る事になるのでしょうかねぇ!楽しみでございますっ!!明日の後夜祭での決勝戦もどうぞ宜しくお願いしま〜〜〜すっ!!」
オリヴァーの挨拶で前夜祭の幕が閉じると「お疲れ様〜!」などの拍手や歓声がたくさん湧き上がる中 ルイーズは1人さっさと会場を後にしたのだった。…



